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手を出す子どもの悩み

1歳半~2歳前後の子どもは、お友達を引っかいたり、噛みついたりして、相手を傷つけてしまうことが良くあります。このような行動は、やった側もやられた側、そして親にとっても辛い問題となります。

この頃の子どもは、自我が芽生え、何でも自分でしたい、という思いであふれており、とても欲張りになってきます。また、だんだんとお友達にも興味が出てきて、関わりたいという気持ちも持ち始める時期です。お友達と一緒に遊びたいけど、まだうまく相手に言葉で伝えることができず、遊びたい気持ちが先に出て、噛んでしまうことがあります。

お友達の持っているおもちゃが欲しい、その一方で、まだこのおもちゃで遊んでいたい、とお互いが思っていても、言葉ではそれぞれの気持ちをうまく伝えることができません。また、人との関わり方もまだ十分でないので、手を出すことによって、相手に伝えようとしてしまうのです。

子ども同士で、好きなおもちゃを横取りしたり、すぐにけんかになったりすると、「うちの子はわがままなのかな」、「乱暴な大人になるのでは」、などと不安になってしまうかもしれませんが、これらの行動は、子どもがしっかりと成長している証拠と言えます。引っかいたり、噛み付いたりは、大きくなってもずっと続くわけではありません。もっと言葉が話せるようになり、大きくなれば、自然になくなるものです。もしかして愛情が不足しているのでは・・・、と心配することは全くありませんよ。

幼稚園・保育園の悩み

幼稚園や保育園に入園してすぐは、ほとんどの子が、お母さんと離れるのに不安を抱き、泣いてしまうと思います。子どもが「行きたくない」と言う理由は、その子によって違いますが、初めて子どもが体験する集団生活なので、トラブルがあって当たり前なのです。でも、園の生活に慣れていけば、徐々に解決して、むしろ園に行きたがるようになります。産まれてから今まで、ずっと一緒にいたお母さんと、初めて離れて生活することになるので、当然不安を感じるはずです。教師や保育士がそばについていますし、しばらくすれば、お友達と遊ぶ楽しみを覚えるので、心配する必要は全くありません。

お母さんにとって、園での生活で、心配になることは、お友達とのトラブルでしょう。「~くんに、いじめられた!」なんて泣いて帰ってきたら、お母さんは園に行かせるのが不安になってしまうかもしれません。子どもは、自分の思い通りにならないと、いじわるをされた、相手が悪い、と受けとめてしまうこともあります。教師や保育士は、その時の状況を、子どもにわかりやすく話すことで、それぞれに思いがあることを説明します。子どもはいろいろな受けとめ方をするので、何か心配なことがあったら、担任に相談をしてみてください。

また、なかなかお友達と遊べなくて、1人ぼっちになっているのではないかと不安になってしまいますよね。入園したばかりのころは、お友達と一緒に遊ぶことよりも、自分の居場所や好きな遊びを見つけることの方が大切です。最初は、さまざまなトラブルがあるのは当然です。子どもは、それを1つ1つ解決していきながら成長するものなので、見守ってあげてください。